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旅のはじまり



この旅の総移動距離。

へたったバッテリーもこの旅で交換した。


贅沢な時間が流れていた。

一生のうちで、二度としてこんな経験は出来ないだろう。

何故なら、この旅を通して吸収したもので、

見たこともない次を作り出すエネルギーが生まれているのだから。

見え方、捉え方、7日前とは劇的に違う。

そう思いたい気持ちも手伝って、

明日からが確実に変わるのだろう。

そんな、旅のはじまり。

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今日の一曲
カロン/ねごと

エネルギーの巣窟

6時50分に眼が覚める。開いた眼に飛び込んできたのは、虹。朝方からの小雨が虹を見せてくれた。


昼飯は、『餃子の舞』さん。

肉汁で上顎崩壊。最高。
店を出るとき、ドアに「ドアを引して下さい」と書いてあった。わしゃ、もう一歩も動けんわ。


午後は、BESS駒ヶ根さんへ。


駒ヶ根には、ワンダーのフランクフェイスがある。以前から観たくて視たくて堪らなかった。


また、夢が膨らんだ。
スタッフさんと以前にお世話になったベス京滋店のスタッフさんの話で盛り上がった。年2回ほど社内研修で顔をあわせるらしい。

初めての地でも、そこには人の繋がりがあるから、ひたすらに嬉しくなる。

あきつの家が大分良いよ。


ソファーに深く腰かけ、インテリアとして置いてあった酒の肴ハンドブックを手に取ったら、熟読してしまい、これはいかんと、住宅展示場であることを思い出した。
それぐらい、リラックスの空間があった。

ベスに来ると毎回そうだが、これからに繋がるエネルギーをもらう。


17時をまわり、向かったのは、昼神温泉。
この旅の最後の湯は、『ひるがみの湯』。

この旅唯一の滑りの強い泉質。肌すべすべよ。

今はまだ、昼神温泉近くに居る。24時をまわった頃、飯田山本インターより中央道に乗る。

今晩の寝床は、恵那峡SA。

ぐんない!


今日の一曲
それ行けベイビー!!/桑田佳祐

マザータウン

7時半に眼があく。
外が騒がしい為、窓の外を見ると地元のお父さんが雪を道に拡げていた。
また小一時間ほど眠った。
朝から小雨まじり。
昨日までの快晴に体が慣れてしまい、雨の日とは何と体が重くなるものかと痛感する。


朝は、道の駅で出来立ての野沢菜おやきを一つ食べた。


午前中は、安曇野アートヒルズミュージアムへ。
ガラス工芸品の展示がある。息づかいが細くなるような繊細な空間。

昼飯は、朝のおやきの主張が続いて、見送った。恐るべし小麦。


14時頃には、白骨温泉にいた。


この旅も佳境。
白骨温泉に入りたいと思い立ったのが、この旅のおこり。目の前には、白濁の湯がある。


かつらの湯『丸永旅館』さんにて、富山から来ていたお父さん達3人と1時間半ほど湯を共にした。話の流れで一人旅をしていることを伝えると食い気味に話を聞いてくれた。皆、アドベンチャーを欲している。露天風呂を見た瞬間、飛び込んでいたのもお父さん達。あのお父さんのメガネフレームは硫黄で傷んだに違いない。一帯は、濃い硫黄雰囲気だ。


夜は、また穂高の梺に戻ってきた。今晩は、道の駅『アルプス安曇野ほりがねの里』を寝床にする。

硫黄の匂いが鼻の奥にも無くなった頃、『ラ フェリチタァ』でパスタと山盛りサラダを食べた。


濡れ髪を乾かした後、ニット帽をかぶっていたら、見事なまでのオールバックになってしまい、そのまま入店。店側、えらいの来てしもたよと思ったであろう。


今日は、早めに道の駅に着いて、車の中で創作する。車にはいろんなもんが積んであるから。

明日は、実質最終日。
明日も趣味全開!


ぐんない!



今日の一曲
明日天気になれ/ハナレグミ

氷点下、夜更けのラジオと外灯と

8時起床。
目覚ましはまだ鳴っていない。
見事なまでの青天井。八ヶ岳がくっきりと見えた。
気持ち良すぎるので、朝から周辺を歩く。

散歩後の朝飯は、『こぶちさわ』の道の駅にある『山のパン屋桑の実』さんの焼きサンド。

クリームチーズとトマトの焼きサンドに朝一からやられた。これ!うめぇ!


午前中は、八ヶ岳をパノラマビューで眼に焼き付け、八ヶ岳のアウトレットへ。身内は、またかと口を揃えるだろうが、ペーストの店で奥様方に混じって真剣に味見を繰り返した。


14時頃、蓼科に到着。蓼科湖周辺の民芸品店を見て廻り、15時過ぎから1時間半ほど蓼科温泉小斉の湯へ。


敷地内に特大の樹氷が現れる。


これぞ長野と淡く青めいた、それを観て雪国出身者ではあるが地元に無いものを、暫くは呆然と観ていた。

風呂では、スキー帰りの65歳のおじさまとお話。
横浜から朝来られて、今に至り、風呂上がりにまた3時間ほどかけて帰るとのこと。
「今日、リフトで話した方が、76歳だって言うんだよ。僕は、とても歳が言えなかったなぁ」。とのこと。
「お父さん、筋肉痛は?」と聞くと、「筋肉痛は明後日にはくるでしょう」と言って笑ってた。


湯上がり、蓼科から松本市内へ。

晩飯は、民芸レストラン『盛よし』さんで。
夕方から、カニクリームコロッケがものすごく食べたくなった故。


満々腹、満々足。ごちそうさまでした。


今晩は、道の駅『今井恵みの里』で就寝。

ヒゲ伸びたな。



今日の一曲
眼鏡越しの空/Dreams Come True

富士峰眠る間に、長野へ

9時起床。
午前中は、県立美術館へ。

ミレー展を1時間ほど観る。コローの画を初めて観た。冬の朝みたいな銀白色というか、あの突っ張った空気間を感じる画がたまらなく好きだ。


美術館を跡にしたのが13時をまわった頃。

昼飯は、吉田うどん専門店『源さん』へ。



濃い煮干しダシ最高。
ぶっとい麺最高。
むせて、鼻の奥に入って、なお最高。いてぇ、いてぇ。

おかみさんに福井から来た旨を話していると、横からいきなりお客さんの一人が「アタシ、富山なんです!」と。
おかみさんが、「うち、息子が福井に居るんですよ!」と。


何か、海外で日本人に会った時に生まれるあれと同じものよ。最後に握手を交わして店を出た。


そこから、甲州ワインを買う為、酒屋へ。
やっぱり地産ワインが売場の多くのスペースを占める。銘柄が多いため、『赤』と『辛口』で絞って、ジャケ買い。手にした一升瓶ワイン2本の向こうには、各々にもう食卓の画が出来とるよ。


15時をまわり、目的地、十谷温泉へ。市街地から40分ほどかけて到着するも、まさかの休館。
これはいかんと、急遽、神の湯温泉へ。


36〜43度までの7種類の温泉がある。ここは、日帰りで23時まで受け付けてくれる。こんなとこねぇわ。

体のぽかぽかは、そこから車で1時間半ほどの本日の寝床、道の駅『こぶちさわ』に着く頃まで持続した。

山梨県を抜け、旅は、今晩より長野篇へ。



晩飯は、『そばきり祥香』さんにて。

手作り冷や奴黒味噌のせ


信州わさび菜山菜とろろ蕎麦


家族で経営されている温かいお店。

パパは、味噌にこだわりがあって、いろんなことを教えてくれた。
ママは、閉店時刻を遠に過ぎているのにも関わらず、サービスだともう一品小鉢を出してくれた。
4歳になるお嬢の佳歩ちゃんは、パパ似だ。
店を出る頃には、「おじさん、寒いんだから温かくしてください」、「パパ、おじさんもう帰るんだって〜。お見送りしようよ」と外まで出てきてくれた。
もはや、おじさんと認識されたことなんてのは、どうでも良くて。ありがとう。

でも、物凄い勢いでボディ―アタックしてきて、「はい、これ」て渡されたのが、他のお客さんのレシートやったのには、困ったで、おじさん。そりゃ、ママに「こ〜ら、何してんの」て言われるわ。


ぐんない!



今日の一曲
FORGET ME NOT/尾崎豊
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小池さん、石田さんありがとうございました。

午前中、避石温泉へ。


雪も残る川沿いにあるかけ流しの湯。水面には、湯の花と落ち葉と快晴と。

1時間ほどで湯からあがって、腹が減ったので昼飯へ。

昼飯は、親子が経営する中村屋さんにて。今回の旅の目的の一つ『鳥もつ煮を食べること』を達成。


煮詰めたタレとあの粒の粗い山椒の相性には、やられてしもたな。タカとユウジ以来の名コンビやで。

店のカウンターで横に座ったおっちゃんが、「最近は、甲斐大和の道の駅が立派になってきてる」と言う。

そんなこと聞いたら、ほんなもん今晩は、そこで決定やがな。


夕方からは、川浦温泉へ。


湯舟が千枚田みたいなつくりの故に、下流はぬるま湯。ここで2時間。


風呂上がり、甲斐大和の道の駅へ。今晩は、『ほうとう』を腹いっぱい食べる。


はずが、急遽の断水でトイレも飯屋も機能せず。飯屋のスタッフさんが、泊まる気満々のわしをやさしく包み込むように、首を横に振る。

甲斐大和は名残惜しかったが、『ほうとう』を食べたいと、甲府市街地へ。
『小作』さんの辛豚ほうとう。



これは、贅沢やわ。かぼちゃとジャガイモのぶつ切りうめぇわ。汗と鼻水止まらんよ。
寒い夜、このスープで半身浴を。


今晩も『しらね』で就寝。


明日から、ぼちぼち酒の話題が旅に入ってくる。

ぐんない!



今日の一曲
セシルの週末/荒井由実

夜がきた



今日の移動距離775。

通算積算距離のうち、地元市内で走った距離など、300キロ程度に満たないではないか。

残りは、県外。
今世もやっぱり放浪者。

明日からも楽しみで眠れんよ。
今晩は、南アルプス市内の道の駅『しらね』にて。
ぐんない!


今日の一曲
SOMETHIN` SPECIAL/Colbie Caillat

物語

まとまった休みが今になって取れたので、

しばらく旅に出ます。

みんなも無事でな!



今日の一曲
これからの、物語/CINEMA dub MONKS

土曜日、そうして日曜日

昼からシカイノタミの企画会議。

アイディアをひねり出すというよりは、掴みにいっている感じである。

まだ、シロがある。

3/12が楽しみである。


夜は、西浦と2時間ほど飲む。

ホルモン鍋で遅すぎた新年会。

少し先の話をして、ビールが止まらん。

また、帰って来い。


深夜からは、再びシカイノタミの企画会議。

途中から、琉球太鼓とヴァイオリンとギターのセッションが始まって、

気がつけば、朝方5時。



起きてからは、トマトジュースを飲んでいる。

完熟トマト4個相当の量だ。

トマトが相もかわらず好きである。



今日の一曲
Learned a Lot /Amos Lee

Windows Are Rolled Down



今週は長くて長くて、なんだか。

金曜日にやっと手が届いた。


AMOS LEEを聴いている。

雪除けの筋肉痛に浸透する。


窓の外、ベランダにツトムが期間限定の部屋をつくった。

そこにランタンを持ち込んで、「生活」を注入。

ここで、3日3晩パジャマパーリーをするの。

楽しみは生み出さんかい!!



今日の一曲
Windows Are Rolled Down/Amos Lee